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【無添加住宅】“空気”について考えた家づくり

 

省エネ・断熱・デザイン・耐震・耐火など、家づくりで重要な要素はたくさんあります。そして「健康」は、暮らしのなかで大切にしたいポイントです。無添加住宅では、住まう人の健康を考えた室内の空気環境を大切にしています。

 

今日は家族の健康を守るための、室内の空気について考えてみたいと思います。

1. 「室内空気環境」について、真摯に考えています

家づくりに使われる建材・塗料・接着剤などから、化学物質が発生していることはご存じでしょうか。それらの化学物質を吸い続けると、人体に健康被害を及ぼす可能性があります。アレルギーや喘息・シックハウス症候群などは、室内空気の汚染が要因の一つといわれています。

 

かつての日本住宅は、風通しがよいつくりでした。しかし省エネ対策として、高気密・高断熱化が進んだことで、化学物質が室内に充満するようになりました。それがシックハウス症候群につながったのです。

 

2002年には厚生労働省による「13種類の化学物質の濃度指針」の策定、2003年に国土交通省による「建築基準法の改定(2つの化学物質規制)」が行われました。また24時間換気する設備の義務化など、室内空気汚染による健康被害を無くすための努力が、続いています。そのような現状のなかで、無添加住宅では”そもそも空気を汚さない室内環境づくり”を研究・提案しています。

 

2. 建材の管理を一貫化。安心安全をお届けします。

健康被害を及ぼす化学物質を使わないことはもちろんですが、建材を一から徹底管理して、安全な材料を届けられるようにしています。一般的な住宅で使われる、建材は商社などから購入しています。手に入れた建材が、どのようなルートで作られているのか、本当に安全なものなのかを判断しにくいのが現状です。そこで無添加住宅では、世界各地に開拓したルートから直輸入し、生産から一貫した管理体制を整え、建材の安全を確保しています。

 

3. 空気を「数値化」して分かりやすく提示

管理を徹底しているからといっても、目に見えない「空気」が安全かどうかはすぐには分からず、心配される方もいるでしょう。そこでより安心してもらうために、無添加住宅は愛媛大学と共同で行った空気測定で、空気を見える化しました。

 

室内空気環境の分析結果は、厚生労働省が定める基準値を圧倒的に下回る数値でした。例えば、トルエンは基準値「260㎍/㎡」に対して、無添加住宅ではなんと「3㎍/㎡」という結果に。またからだに悪い溶剤成分や化学接着剤成分もほとんど見られません。徹底して室内空気環境の改善を目指した無添加住宅が、安心して暮らせる家であることにご納得いただけるのではないでしょうか。

まとめ

ステキなデザインや自然災害に対して強い家づくりも大切です。でも毎日暮らす家では、日々の食事よりも体内に取り込む量が多い「空気」が、健康にとっても重要。無添加住宅の清々しい空気環境は、家族の健康を支える家づくりを実現してくれるでしょう。

 

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