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注文住宅で知っておきたい工法(4)RC造の魅力とは?

注文住宅を建てる上で「工法」についての理解も深めておきましょう。工法によって、予算が大きく変わることもあり、得意なプランと不得意なプランもあります。そのため、工法を最初から決めつけずに、設計者と良く話し合ってみてください。ここでは「RC造」についてご紹介します。

RC造とは

強度や耐久性、耐震性、耐火性など、建物の基本性能が最も高いのがRC造です。圧縮に強いコンクリートと引っ張りに強い鉄筋が一体化されたRC造は、プランの自由度が高く、コンクリート特有のシャープな風合いを活かせばモダンな建物が完成します。

 

しかし、コンクリートと鉄筋で基本の箱をつくるため、建物自体にかなり重量があり、施工前に十分な基礎工事が必要です。地盤の補強が必要になることもあり、軟弱地盤の場合、RC造では建てられないこともあります。また、工期は8か月程度と長いため、コストが高くなりがちです。鉄骨を組み上げるためのクレーン車も必要になるため、住宅が密集して道路が狭い地域では、クレーン車が入らず、施工が難しいこともあります。

RC造のバリエーション

RC造には、2種類のバリエーションがあります。

 

1. S造…RC造に鉄骨を加えた構造。軽量で軟弱地盤にも対応できて、コストも抑えることができます。
2. 鉄骨造…基礎の下に捨てコンクリートを打ち、そこからアンカーボルトを立ち上げて柱を固定する方法です。「軽量鉄骨造」と「重量鉄骨造」があり、それぞれ強度や耐震性、耐久性が高く、コストやや抑えられます。

RC造の特徴

RC造のメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。

 

メリット
・強度・耐久性・耐震性・耐火性など基本性能が高い

 

デメリット
・工期が長くてコストが高い
・建物に重量があるため、地盤によっては補強が必須

まとめ

今回は、RC造の特徴についてご紹介しました。RC造は、コンクリートと鉄筋で基本の箱をつくるため、建物自体にかなり重量があり、施工前には十分な基礎工事が必要になります。また、工期は8か月と眺めで、コストも高くなるのが欠点ですが、耐久性や耐震性に優れています。

 

このように、工法によって、予算が変わったり得意とするプランが異なったりします。そのため、各工法の特徴について勉強した上で、設計者に相談をしてみてください。オノブンの家でも設計プランニングの相談を行っています。どのような工法で家を建てるべきか、お悩みの方の相談も受け付けているため、お気軽に遊びに来てくださいね。

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