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五月晴れ?旧暦を知って意味を考えてみましょう!

 

「五月晴れ(さつきばれ)」と聞くと、どのような天気をイメージしますか?

 

新緑が映える澄み切った青空で、快晴続きの爽やかな季節を思い描くのではないでしょうか?でも実は五月晴れとは、本来「梅雨の合間の晴れ」を指しています。それは旧暦5月は今で言う6月で梅雨真っ只中だったからです。

 

現在は新暦に合わせて、5月の爽やかな晴れの日を表す言葉として使用しても間違いではありませんが、もともとの意味を知るとまた違った雰囲気を味わえますよ。

1. 旧暦とは?

旧暦とは、現在使用している暦の「ひとつ前」に使っていた暦を指しています。現在は世界基準の「グレゴリオ暦」で、これは太陽の動きに沿った太陽暦です。それに対し旧暦は、太陽と月の動きを用いた太陰太陽暦でした。

 

1か月は、新月から次の新月という月の巡りに合わせて変化します。現在使われている暦に比べておよそ1か月ほど遅れるイメージです。つまり「旧暦5月」は今の暦では6月にあたります。5月と言えば、梅雨時期で雨ばかりだったというわけです。

 

2. 和名の持つ意味

暦では、1月、2月、3月という呼称のほかに「睦月(むつき)」「如月(きさらぎ)」「弥生(やよい)」という和名がついています。ちなみに「5月」は『皐月(さつき)』と呼ばれます。

 

早苗を田に植える月であることから、その名が当てられました。まさに梅雨前の6月初旬は田植えの時期ですね。「五月雨」と書いて「さみだれ」と読みますが、これは梅雨を指していることからも、5月が長い雨の季節であることが分かります。

 

逆に6月は「水無月(みなづき)」と呼ばれるのですが、新暦では水の多い季節であることから不思議に感じていた方もいるのではないでしょうか。旧暦で考えると、水無月は7月となるため梅雨が明けて陽ざしの強い夏がやってきたころとなるので納得できますよね。

 

3. 自然の力を感じ 生かしてもらう暦

旧暦は自然の力との結びつきが大きく、農業に従事する方にとっても大切な指針となるものでした。一月を月の巡りで数えるだけでなく、太陽の1年の動きも暦の大切な要素です。

 

太陽の動きを春分・夏至・秋分・冬至を起点にして、季節を分けていました。四季を24分割し、その時々の自然界の様子から名付けられた「二十四節季(にじゅうしせっき)」。さらに細かくわけて、季節の移り変わりを丁寧に捉えた「七十二候(ななじゅうにこう)」という言葉も、最近はよく耳にするようになりました。

 

カレンダーは日付を記し、スケジュールを管理するだけのものではなく、生きていくための知恵がたくさん詰まっています。日々のタスク管理は新暦に任せて、自然の力を感じる旧暦を併用することで、毎日に少しゆとりを感じられるようになるかもしれませんね。

 

まとめ

日本に伝統的に受け継がれている行事などは、旧暦をベースにしているものもたくさんあります。新暦で行うとどこか違和感があるものも、旧暦で考えるとしっくりくることも。ぜひ月の巡りや太陽の動きにすこし意識を向けて、豊かな感覚を味わってみてください。

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