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春の喜び 福寿草を見つけよう!

 

 

雪が残る大地を割ってたくましく花を咲かせる、春一番の黄色い輝き。福寿草(ふくじゅそう)は、寒さがまだ残るこの時期にたくさんの花を咲かせます。

 

大地に這うようにして花をつける小さな福寿草は、ともすると見落としてしまいそうなほどこじんまりと花開いています。お花屋さんやスーパーでもお正月の頃から販売されますが、お散歩がてら見つけに出かけてみませんか?

 

今日はかわいらしい春を告げる花、福寿草を詳しくご紹介します。

 

1. 福寿草(ふくじゅそう)の花言葉と由来

福寿草は北海道から九州まで、全国の広い範囲で自生しているキンポウゲ科の植物です。寒さの厳しい2月ごろから5月まで、黄色い可憐な花を咲かせます。花言葉は「幸せを招く」「永久の幸福」など縁起のよいものが多く、お正月に飾る花としても人気があります。

 

かつては春一番はじめに花開くことから、福を告げる草=福告草(ふくつぐそう)と呼ばれていたそうです。苦難の多い冬を越え、明るい春は昔の人々にとって「幸せ」の象徴でもありました。そんな幸せをもたらす花であることから「告げる」が「寿」にかわり、めでたい名前「福寿草」と名付けられました。

 

2. どんなところに咲いている?

福寿草は日当たりのよい場所で、黄色い花を咲かせます。日光に反応して開花するので、日が暮れたり陰になると花を閉じてしまいます。寒い季節に虫を惹きつけるため、花の中の温度を高めようとする性質によるものです。

 

太陽の光があたる場所を探してみましょう。咲き始めは茎が短く、大地に花が咲いたように見えるほど。一株に一花しか咲かないこともあり、よく目を凝らさないと見落としてしまうかもしれません。数株の福寿草が寄り添い合うように咲いている姿は、なんとも愛らしいですよ。

3. 毒があるって本当?

こんなにも小さくてかわいい福寿草ですが、実は毒を持っているんです。ゴボウのように伸びた根や茎には、強い毒があるそうです。縁起物として飾られることもある花ですが、けして口に入れてはいけません。

 

この時期によくみられるフキノトウと間違える事例もあります。人だけでなくペットにとっても有毒。散歩途中に誤って食べてしまわないように、気をつけて見守ってくださいね。

 

 

まとめ

春のはじまりは野山にたくさんの花が咲き始めます。寒い寒いと家にこもっていると見つけられない春の足音は、あちこちから聞こえてきますよ。ぜひお天気の良い日に思い切って出かけてみましょう。

 

 

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