素敵なインテリアを叶える3つのポイント
お引越しのタイミングや模様替えをするときに、インテリアを考えるのは楽しいですよね。
でも、雑誌やSNSで素敵なインテリア写真を見ても、いざ自分の家をコーディネートしようとすると何を選べばよいかわからないと感じる方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、素敵なインテリア空間を作るためのポイントを3つに絞ってご紹介します。
1. 全体のバランスを考えたカラーを考える
インテリアコーディネートをするときに、部屋全体の色の分量を整えるようにします。心地よく感じる色の割合は次のように言われています。
- ベースカラー(床・壁・天井など):70%
- メインカラー(家具・カーテンなど):25%
- アクセントカラー(インテリア小物):5%
それぞれを一色にする必要はありませんが、色数を増やすと煩雑な印象になってしまうので注意が必要です。部屋全体を見たときに、最大3色で構成すると失敗が少なくなります。
メインカラーを複数選ぶなら、色のトーンを合わせるようにしてみてください。トーン(色調)とは、色の「明るさ」と「彩度」のことです。このトーンが近いものを選ぶとよいでしょう。アクセントカラーは、インテリアテイストにあわせて同系色・反対色・似た色などのルールを決めてプラスします。
2. 適切なサイズ感の家具を選ぶ
ソファなどの家具を選ぶときには、使う人が快適に過ごせる大きさでなければいけません。同時に、部屋に対して適度な余白が生まれるかどうかもチェックしましょう。
例えば、ソファの近くにダイニングテーブルを置く場合は、そのあいだを人が通ります。動線の邪魔になる大きさのソファは、部屋に対して大きすぎます。大人が余裕をもって通れる幅は約60cm。少なくとも、50㎝程度は通路幅をとれるようにレイアウトやサイズを考えて選びましょう。
部屋の広さにあわせて選んだ結果、ソファが小さくて座りにくいとなると本末転倒です。ひじ掛けの厚みが薄いものにする、ひじ掛けなしにするなどソファの形状でカバーできるかもしれないので、検討してみてください。
3. インテリアテイストに統一感を出す
おしゃれなインテリアにするには、部屋全体に統一感があることが大切なポイントになります。リビング・ダイニングが一続きであれば、ダイニングセットとソファ・テレビボード・リビングテーブルなどは同じ雰囲気のものでまとめましょう。
家具一つひとつを選ぼうとすると、全体を見たときにバラバラした印象になってしまうケースがあります。ナチュラルなインテリアが好みなら、ダイニングテーブル・チェアとテレビボードは明るい木質のものがおすすめです。ソファの張地は布製にして、チェアやカーテンの色味とあわせるなど統一感を演出してみてください。
まとめ
今日ご紹介した3つのポイントに注目して、もう一度写真を見てみてください。素敵だと感じたインテリア写真のなかで、どのような色を使っているのかなどが見えてくると思います。ぜひ、インテリアコーディネートを楽しみながら素敵なお部屋作りをしてくださいね。