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【無添加住宅】にまつわる石のはなし

 

「プラスチックが家を支えている」と聞くと、驚きますよね。

 

いったいどういうことなのでしょうか。無添加住宅では、屋根材に天然石を使うなど、石との関りもある家づくりをおこなっています。家族の一生を守る、安心・安全な家づくりにも重要な「基礎(きそ)」について、考えてみたいと思います。

 

1. 家を支える大事な基礎について

 

住宅の基礎とは、家を支える土台のことを言います。

 

昔の住宅は、床下の換気をよくするために基礎に直接穴をあけていました。3㎠の四角い穴で「切欠き」と呼ばれます。これを5mごとに設置していたのです。

 

この切欠き部分により、耐久性が低下してしまいます。また隅々までしっかり換気ができないため、湿気がこもりやすくなります。木部が腐り劣化するだけでなく、シロアリの温床になり家屋の倒壊の危険性を生み出してしまいます。

 

2. 脱・プラスチック、考えてみよう

 

最近前述のような問題点を解決するために、基礎と土台の間に特殊なパッキンを配置するようになりました。これを「土台パッキン工法」と言います。

 

従来より1.4倍もの換気ができるようになり、床下の湿気による劣化が軽減されました。しかし無添加住宅では、このパッキンの主原料に対して疑問を投げかけました。

 

パッキンの主原料は、貴重な資源である石油から生まれる「プラスチック」だったからです。資源の枯渇もさることながら、プラスチックの劣化による耐久性低下、廃棄時に出る有害物質など、問題点はたくさんありました。

 

3. 自然から生まれた「石」のパッキン

 

そこで無添加住宅では、パッキンの素材自体を変えることにしたのです。現在、無添加住宅で使っているのは「石」のパッキン。何億年もかっかて自然の力でできた天然石は、経年変化の心配がありません。

 

もちろんプラスティックのように廃棄処理をする際のダイオキシンの発生等も起こらず、自然の中に還っていきます。地球環境にとってもやさしく、人々が安心して暮らすためにも、見えないところにもこだわりぬいているのです。

 

頑固にも思える無添加住宅のこだわりは、そこに住まう人だけでなく、これから先の未来をよりよいものにするためにあります。

 

まとめ

 

多くの方が、住宅の基礎の素材を気にかけていないのではないでしょうか?

 

しかし見えない部分だからこそ、しっかりと意識を持って素材を選ぶ必要があります。特に、家そのものを支える基礎部分。安心して暮らせる家づくりのために、しっかりチェックしてみてくださいね。

 

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