注文住宅で掘りごたつを設置するメリット・デメリットを徹底解説!
掘りごたつを設置するベストタイミングは、注文住宅を建てるときです。掘りごたつは、床を掘って造るため、間取り設計の段階で計画しておけば、スムーズに工事に進むことができます。
既存住宅に掘りごたつを設置する場合は、長い工期がかかるので注意しなければいけません。そのため、注文住宅を建てる場合に掘りごたつ設置計画を立てましょう。
今回は、注文住宅で掘りごたつを設置するメリット・デメリットについて分かりやすく解説します。ぜひ、掘りごたつの設置を検討している方は、この記事を参考にしてみてください。
注文住宅で掘りごたつを設置するメリット
まずは、注文住宅で掘りごたつを設置するメリットをご紹介します。
足元を温められる
冷たい空気は、室内の下の方にたまりがちです。そのため、冬になると足が冷えて辛いと感じる方もいるでしょう。しかし、掘りごたつは床下に温かい空気を留めておくことができます。そのため、足元がポカポカして気持ちが良いです。足元を温められるため、冷え性に悩んでいる方にも掘りごたつはおすすめです。
足腰への負担が軽い
通常のこたつは床に座るため、膝を曲げるか、伸ばすかのどちらかの状態で座らなければいけません。また、上半身の体重を支える効果のある背もたれも無いため、結果として膝や腰に大きな負担が掛かってしまうのです。
しかし、掘りごたつであれば、普通の椅子と同じように座れます。そのため、通常のこたつと比較すると足腰への負担を減らすことができるのです。
電気代を安く抑えられる
通常のこたつは床上に設置するため、出入りを繰り返すと熱が外に逃げてしまう傾向があります。しかし、堀りごたつは床下に設置するため、熱が逃げにくく温まりやすくなっているのです。
さまざまな暖房器具がありますが、その中でも、掘りごたつは、1時間当たりの電気代を安く抑えることができます。電気比較サイトのエネチェンジの調査結果を見ても、掘りごたつの電気代の安さは一目瞭然です。
暖房器具 | 一時間当たりの電気代目安 |
こたつ | 2.2円~4.6円 |
エアコン | 2.8円~5.3円 |
電気カーペット | 6.2円~8.5円 |
電気ストーブ(ハロゲンヒーター) | 8.91円~27円 |
パネルヒーター | 8.91円~27円 |
セラミックファンヒーター | 13.5円~27円 |
電気ストーブ(カーボンヒーター) | 12.1円~24.3円 |
オイルヒーター | 13.5円~32.4円 |
(出典元:電力比較サイトエネチェンジ)
注文住宅で掘りごたつを設置するデメリット
次に、注文住宅で掘りごたつを設置するデメリットをご紹介します。
掃除がしにくい
掘りごたつは床面に穴を掘って設置するため、掃除機もかけづらいです。テーブルをどけて、かがんだ状態で掃除機をかけなければいけません。こまめに掃除をするのが苦痛だと感じる人は、防カビや消臭効果が期待できる材質で掘りごたつを造ることをおすすめします。
立ち上がりの動作が負担になる
掘りごたつは、椅子のように座ることができるため、座っている間は足腰の負担を感じにくいです。しかし、立ち上がったり座る際の動作を負担に感じることがあります。
設置料金がかかる
掘りごたつを設置する場合は、追加料金が発生します。完全オーダーメイドでサイズや使用する木材を指定するのであれば、100万円以上の費用が必要となる場合もあります。100万円以上は出せないという方は、既製品の掘りごたつを設置することも可能です。
既製品であれば、20万円~60万円程度で設置することができるでしょう。
まとめ
今回は、注文住宅で検討したい掘りごたつの魅力をご紹介しました。掘りごたつは、冬の暖房機器の中でも光熱費を安く抑えられ、冷え性対策にもなる画期的な設備です。
しかし、床を掘り下げて工事をしなければいけないため、注文住宅の設計時に採用するかどうかを決めておきましょう。早い段階で決めておくことで工事はスムーズに進みます。今回は、掘りごたつのメリット・デメリットについて解説したので、ぜひ、記事を参考にしてご検討してみてください。
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